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園長ブログ

子どもに歌を歌ってあげよう!

2019-04-18
「語彙、語彙、語彙」のブログ文章の中で、お子様を賢くするには、親子で会話しましょうと申し上げました。確かに0歳の赤ちゃん相手であっても、大人が大人の言葉で話しかけることには大きな意味があります。
 
しかしながら、相手からの反応が無いのに話し続けることは、けっこうキツイ。赤ちゃんはもちろん、2歳あるいは2歳未満の場合、語彙の乏しいたわいもない会話ならそれなりに盛り上がるでしょうが、豊かな語彙で大人がいろいろ話しかけても、会話が盛り上がるのは難しい。そんな時に力を発揮するのがお歌です。
 
大人が話しかけても全然無反応な子であっても、歌を歌えばあら不思議。ばっちり興味を示します。あるいは、目はよそを向いていても、明らかに聴いている気配を示してくれます。どの子も。赤ちゃんの心すら引き付けることができる。(だからこそ子守唄というものが成立しうる)これが、歌の力です。
 
ただしお母さまご自身が歌うこと。お父様でも、おばあ様でも、おじい様でも、誰でも良いのですが、子どもの目の前で自分の声で歌う。歌は原則的に、やはり子ども向けの歌がいいです。
 
「でもわたし、そんなに子どもの歌を知らないわ」
 
大丈夫です。歌詞はきちんと知らなくても、メロデイーなら聞き覚えがある童謡や子どもの歌は、どなたでも沢山ご存じのはず。あとはスマホさえあれば大丈夫。
 
たとえば、「はたらくくるまの歌詞」というように「〇〇の歌詞」という検索ワードで調べればすぐに出てきます。そしてスマホで歌詞を観ながら歌えば良いのです。楽しいですよ。
 
お歌ばかりだと疲れますから、会話を交える→お歌を歌ってあげる→会話→お歌→会話→お歌→・・・・・みたいなのが良いかもしれません。
 
さて、お子様との会話において、「おっちん」(座るの意)とか、「ないない」(片づけるの意)とか、小さい子に大人の意図を伝えやすい言葉は、もちろん使っていただいて構わないです。構わないのですが、時間にゆとりがあるときは、極力使わず、きちんと大人言葉を使うほうが良いですね。
 
「〇〇でちゅよー」みたいな赤ちゃん言葉は、、、これはやめておきましょう。実はコレ単なる大人の自己満足です。これから正しい言葉を吸収しようとする子どもにとって、迷惑以外の何物でもありません。
 
お子様にお歌を歌ってあげる。これは是非やってあげて欲しい子育ての一つです。お子様が情緒豊かで言葉の豊かな子に育ちますように。

 
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